2016年1月16日土曜日

地域を意識した医療機関におけるSEO

最近SEOの勉強ばかりしている。
このブログは全くアクセス数なんか必要ないけど今後クリニックのHPサイトを立ち上げる必要が出てきたため。そっちでは当然検索上位を狙いたい。
内部SEO対策はサイト作成業者に任せるけど、それ以外のところで自分で出来ることや知っておかねばならないことが無いかな、と思って勉強している。

どこを調べても今は「コンテンツSEO」が重要とある。googleのアルゴリズムがどんどん進歩改良されて、小手先に頼ったSEOはスパムとみなされてむしろ不利になるとのこと。「ペンギンアップデート」とか「パンダアップデート」とか、なんのことやらだけれども。今はテクニック重視のSEOは「ブラックハットSEO」とか呼ばれるらしい。
googleも開始時は「グラフ理論」ってやつで単にリンクをたくさん集めているサイトを高く評価していたが、今はリンクの質を評価するようになっているという。つまり、良質なコンテンツを持ったサイトは自然と他のユーザーから質の良いリンクを受ける。それを目指すべきという。
参考URL
http://www.h-nanae.com/seo/10000pv.html#seo4
http://ameblo.jp/ca-seo/entry-11973519617.html
http://www.sukinamonote.com/entry/contents-seo
http://www.seohacks.net/basic/knowledge/seo/
「これから企業が取り組むべきSEOは、有益なコンテンツを配信し、リンクをサイトに集め(=色々な外部サイトで言及、紹介されるよう努力し)、検索エンジンから見たサイトの価値をあげるだけではなく、ユーザーにとっても高い価値を提供できるサイト運営をしていくことにほかなりません。」

でも、これってクリニックで考えると難しくないですか?
今回のクリニックはどこにでもあるメンタルクリニックではなく、2次医療に近いレベルの高いものになると思います。そのため、所在地周辺のみを医療圏とするのではなく、一定の広がりをもった、例えば電車等で30分以内の土地の住民にも知ってもらいたい。ですので、僕の意図は:①「クリニックのある駅等の地名で検索一位」②「クリニックからひと駅先の駅名で検索上位」③「全国に知られる必要ないので全国での検索では低位で良い」の3つです。

①の達成は可能だとも思う。コンテンツとして丁寧な疾患の説明や治療の方針を記したページを作ればいいでしょう。でも、これでは医療の場合広域でのSEOにはつながらない。
なぜなら、一つには医療は非常に平準化された分野で、地域性が薄弱だから。日本は風土病はほとんど駆逐されたので、地域によって疾患層が大きく変化することがない。なので、「このあたりにいる人達のためにつくられたクリニックですよ」というのを所在地意外でアピールしにくい。二つ目には医療は啓蒙が重視された分野だから。医療は啓蒙が非常に重視されていて、個々の成員のモチベーションが高いので、いろいろな病気に対して非営利や個人が質の高い情報をネット上に上げてしまう。そして特殊な治療というのはあまり多くなく、既存の治療を組み合わせて対応することがほとんどのため、クリニックレベルでは特色が出しにくい。なので、個人クリニックの情報は広域レベルではネット上で埋もれてしまう。
ということで、②の達成が本当に難しい。いろいろクリニックのホームページをみてみるけど、②を達成しているものはほとんど見つけられなかった。どのクリニックも、所在地の駅名+メンタルクリニックでの検索では1位にでるけど、隣の駅ではもうgoogleの1ページ目にも出てこない。
やはりコンテンツだけで②を達成するのは困難なのではないだろうか。

まっとうな医療に関するコンテンツを作成する以外にどのような方針がありうるだろうか。
1,実際に分院を周辺地に出す→非現実的
2,周辺地のイベントに頻繁に顔を出して名前を売るのと、それをクリニックのブログに書く→どこまで出来るか
3,「○○駅から△人患者さんがいらっしゃいました」というようなページを作りまくる→ゆうメンタルはやってるけど、スパム的で下品なのでやりたくない
4,クリニック外部にブログを立ち上げ、周辺地域の話題をだしまくって、その中からクリニックのページにリンクする→どこまで効果あんの?
5,周辺地にはgoogle で広告を出す→現実的かな

やっぱり広告かねー、、、看板は所在駅にすら置くかどうか迷っているので、周辺駅で出してあんまり患者さんが集まるとも思えない。。。やっぱり今のクリニックの宣伝方法の中心はwebだと思うんだよねー、、、


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