2016年1月9日土曜日

Pantoneaf cow

PANTONAEFはデンマークのインテリア、空間デザイナーのVerner PantonがスイスのおもちゃメーカーNaef社のためにデザインしたおもちゃ。

Naef社のおもちゃは木製のパズル様のものが多いが、PANTONAEFはプラスティック製である。

組み立てることで様々な構造を作ることができる。よく展示されているのはCow、Cat、Owlあたりである。

www.verner-panton.com



Pantonaef Cowを手に入れた!




                                                       パーツが入ってる箱
                                                        Pantonaef boxes



                         あけるとそれぞれにframe,panel,connectorが入っている






構成パーツを紹介
parts

                                                                   panels
                                                        裏に丸い突起がある
                                            four projecting circles on reverse side

                   connectors

                                                           frames

frameを組み立てる

frameには溝が掘ってあって、それを組み合わせる
There are chases on frames to fit together

                                                frameを二つくっつけたところ

                                                         two frames fitted




それぞれのframeの断面は三角形で、二つくっつけると正方形になる
frameを六つ使って立方体を作る
A frame is trigonal in cross-section.
Fitted two frames make a square.
Six frames make a cube.



組み合わせたframeをconnectorでくっつけていく
connectors connect frames.



connectorは片面に二つのframeで作られた正方形を二つくっつけた長方形を把持する事が出来る
結果的に片面に4つframeを把持する
これで、六つのframeで作られた立方体をつなげていって骨格にする。
A connector grasps a box which made by two squares on one surface.
Cubes from six frames connected together to be a frame.



panelの裏の突起がframeにはまる
Projections on panels fit frames.



組み合わせてCowを作る




購入したshopに聞いたところ、Cow一つで、パーツBoxを30箱くらい使用しているとの事であった
A cow needs about 30 pantonaef boxes.

率直に言って、できた形と色がきゃわゆいだけで構造やアイデアとしてはあんまりみるところないような、、、
frameの精度は時代を考えると良いと思う。

2016年1月8日金曜日

90East dropped a bomb



90 Eastの新作
90Eastはboston周辺のBMXチーム。動画内にはボストンのLeonard P. Zakim Bunker Hill Memorial Bridgeが写っている
90とはおそらくI90というアメリカ大陸を横断してボストンとシアトルを結ぶ高速道路を指しており、その東端と言う意味でEastとついていると考えられる。
ハンドルバーを出したり、アパレルを結構出したりしているけど、ボストンにいる間はさほど存在感を感じなかった。
Lee Hopkinsという人がライダーとしてというよりフィルマーとして有名だけど、それ以外に有名なライダーはいない。。。

動画を見てもボストンはつくづくBMXにはむかない都市だと思った。日本のBMX動画とほとんど変わらない。狭いセクションしかなくて、セキュリティが厳しくて夜しか撮れない。だから、夜にライト当てまくってあおりでのシーンしか無い。。。
ついに大きなskate parkがオープンするみたいだけど、そうなると変わるのかな、、、

Lee Hopkinsの動画内のスポットでわかったところ
0:23 (toscanini'sというBostonで一番のアイスクリーム屋近くのMassachusetts Aveから少し入ったところ)
0:44 (Harvard square近くのBrattle square)
1:20 (SomervilleのLincoln Parkのバスケットコート)

2016年1月7日木曜日

BPSDに対する抗精神病薬処方

http://www.ninchi-shou.com/entry/Dementia-Parricide
向精神薬は処方するなで、本当にいいのか?という問題提起は重い。
でもコウノメソッドのようなアヤシイ方策に頼るのは間違いだけどね。

抗精神病薬投与は高齢者の寿命を短くするというマススタディの結果がでて、それを受けて専門家が使用するようにという推奨が添付文書にも書かれている。それで現場がすごく混乱したことがあった。でも、その添付文書記載を重く取りすぎて全く投与しないというのも間違いだと思うし。認知症高齢者に介護スタッフや家族が噛み付かれたり、殴られたりするのを単に我慢しろというのはおかしい。
STOPP criteriaとかも盲信しないほうがいい。そりゃ薬少ない方がいいに決まってるんだから。みんなそれを知っててやむを得ず出してるんだよ。出さないと問題が頻出するから。それをわかってもらわないと。
基本的に周囲に危険な行為があったら抗精神病薬投与はためらわないという姿勢が正しいと思う。

2016年1月5日火曜日

ラウンドアバウト

ラウンドアバウト(環状交差点)は信号が要らない交差点。信号が不要なのと事故が少ないことがメリットで、比較的大きな用地が必要なのがデメリットと言われる。
実際にラウンドアバウトでは事故が少ないというニュースを見た。http://news.yahoo.co.jp/pickup/6182944
ボストンではすごくたくさんあったけど、すごく安全だとは感じなかったけどね、、、
2車線以上のラウンドアバウトになると、環状道路内で車線を変更する必要が出る場合があって、そうすると動線が増えて混乱することがあってひやっとした。
あと、自転車乗りからするとラウンドアバウトは面倒。行きたい方向に行くのに2つも3つも車線をわたらなければならないので、混乱する。

良し悪しだけど、少なくとも東京近辺ではあまり有用じゃないと思う

2016年1月3日日曜日

未成年へのパロキセチン投与

精神科医をしていますが、バイト先で困ったことです。

未成年にパロキセチンを投与すると自殺が増えるという報告が一時話題になった。それを受けて、パロキセチンの添付文書には「警告」という項目で以下の文面が記載されるようになった

海外で実施した7~18歳の大うつ病性障害患者を対象としたプラセボ対照試験において有効性が確認できなかったとの報告、また、自殺に関するリスクが増加するとの報告もあるので、本剤を18歳未満の大うつ病性障害患者に投与する際には適応を慎重に検討すること。http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1179041F1025_2_32/

また、日本うつ病学会は 「パロキセチン」やSSRIというような特定できる名称を避けて「抗うつ薬」という一般的な名称に対して「SSRI/SNRI を中心とした抗うつ薬適正使用に関する提言 」を2009年に行っている。
現在、わが国で市販されている全ての抗うつ薬の添付文書には以下の記載がなされている。「効能又は効果に関連する使用上の注意」として、「抗うつ剤の投与により、24 歳以下の患者で、自殺念慮、自殺企図のリスクが増加するとの報告があるため、投与にあたっては、リスクとベネフィットを考慮する」。また、「重要な基本的注意」として「うつ症状を呈する患者は希死念慮があり、自殺企図のおそれがあるので、このような患者は投与開始早期ならびに投与量を変更する際には患者の状態および病態の変化を注意深く観察する」。したがって、24 歳以下の若年患者に使用するに際しては、注意深い観察をしながら投与すべきである。http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/koutsu/pdf/antidepressant%20.pdf

ということでパキシルの若年者への投与は禁忌じゃないけど、慎重になるべきだと思う。最近はこれも話題になることがなくなったけど、常識の一つだと思う。もし、投与開始直後に自殺して訴えられたら、もしかすると処方した医者が責任を問われることもありうると思う。

で、バイト先の話なのだが、、、
バイト先では外来を担当するのだが、精神科にはめずらしく明確な主治医制をとっていないので、他の医師が初診を取った患者さんの再診をすることがある。割合若い患者さんが多い病院だが、結構な確率で院長は18歳以下の抑うつに対していきなり初診でパロキセチンを、それも30mgとかで出している。。。安易すぎるだろ、、、
そういう患者さんを次の再診でなんの予備知識もなく診察することになって、本当にドキドキする。たいてい患者さんは「良くなりました」みたいなことを言ってくれるのであるが、このパロキセチンをdo処方すべきか本当に困る。この後、自殺とかしたら俺が責任を問われるのだろうか、、、などと考えてしまう。いつもカルテに患者さんにはリスクを話して、「主治医とパキシル継続について相談するように伝えた」と記載してやむを得ず処方してしまっているのだが、本当は良くないよな、、、
そういう無駄な不安を感じさせるバイト先はやめるべきだと思うのだが、時給はすごくいいんだよな、、、うーむ