2013年5月22日水曜日

車の購入 at Massachusetts 個人売買


BICの売買掲示板でボストンを離れるので車を売りたいという方を見つけたので購入。
個人売買は本当に不安だったけど良い人で良かった。

やったことは以下
①僕のメインバンク(Citi)へ行きサーティファイドチェックを作る
②先方のメインバンク(Sovereign Bank)に行ってチェックをデポジット
③Titleにお互いサイン
④保険屋さんへ行って契約、Application for Registration and Title にはんこをもらう
⑤RMVへ行ってRegistration、ナンバープレートの返却
⑥Parking permitをもらう
⑦E-Zpassをもらう
9時きっかりに落ち合って、終わったのは17時と完全に一日仕事だった。


当然のように以下のサイトにて情報を収集したが、今回はあまり役に立たなかった
DrKazu
MIT Sloan
情報が古くMIT Sloanに書かれている個人売買手法はほとんど今は生きておらず、BIC掲示板がそういった場として唯一生存している状態。
DrKazuさんが一押ししている「中古車販売業者を紹介してくださる方」は連絡してみたものの安いものを購入したいというと個人売買をそっけなく勧められるだけでつれなかった。(他の滞在者にも話を聞いたが、どうもご本人は好みのわかれるキャラクターのようである)

Craigslistでの購入もアメリカ人の中では一般的なようであり、日本人でここで購入して何の問題もなかったという方の噂も聞いたが、完全にアメリカ人の個人相手の売買になるのでやはり不安が強かった。また、数件連絡してみたが返事が来なかった。

いくつか中古車屋をまわってみたが、アメリカは中古車の価値が落ちず、すごく高く感じた。また、ディーラーが話しかけてくるのだが、ほとんどの人がネイティブではなく英語が聞き取れない。その上延々と一方的に購入を勧めてきてうんざりする。値段が高く感じたのも吹っかけられていたのかもしれない。Blue Book Valueより高かったように思う。アメリカは車には値札をつけないので、いちいち値段を一台ずつ聞いてまわらないといけないので、余計にうんざりする。

ということで辛抱強く待っていたところBICに良い売り手が現れたという次第。BICでの車の売買は非常に活発なようで、売り手がポストしてから1時間程度でメールを送っても、他に候補者がいるなどと言われることもあって、辛抱強く何件かメールを送る必要があった。
このあたりは、日本人勤務者が多い施設で働いている先輩は同じ施設内で車の売り手があっさり見つかったり、Brooklineの居住者は同じマンションで売り手が見つかったりと、コネの強さを思い知らされた。また、アメリカ在住歴が10年だとか長い人でも多くが「個人売買は日本人としかしない」と言っていたりして、同郷というのはやはり強いものだと思った。

①②:お金を振込などにするとどうしてもお金と物の受け渡しに時間的ずれが生じて詐欺にあう可能性もあるとのことで上記手法をとった。自分の銀行に行って「サーティファイドチェックをくれ」というと、売り手の名前(お金を払う相手)の名前を記入する形で買い手名義の手形が作られ、それを売り手が自分の銀行で払い出して授受を目の前で確認するという形。
③:②の直後、銀行内で先方のtitleの裏に僕の名前を書いてそれを受け取った。(titleが車の所持証明なのでこの時点で車はほとんど僕の物)
④:⑤までは売り手の方の運転で行った。契約はAAWで。竹野内さんという日本人の方がつとめているのだが、特に予約せず行くと本人はいらっしゃらなくて、別の人が対応してくれた。特にそれでも問題なく契約できた。実は契約終了時になって竹野内さんが現れたのだが、専門外の健康保険等についても特に相談料などもなく親身に相談に乗ってくださって本当に助かった。
ここでcertificationがもらえ、コレを車の中にずっとキープしておく。警察に止められたときなどにこれの提示を求められるようである。
⑤:これが一苦労だった。
title, certification, 外したナンバーをRMVに提出するとその場であたらしいナンバーがもらえる。titleは後日郵送されるので家に保管しておく(重要書類なので車の中にはおかない)。
自分たちでWatertownモールの駐車場でナンバーを外しているのはなかなか日本では味わえないことだと思って面白かったのだが、、、
その外したナンバーを持ってWatertownモール内のRMVへ行ったのだが、非常に混んでおり2時間近く待たされた。また、ここで購入時の税金を払うのだが、これが高かった。今回はかなり市場価格より安く譲ってもらったのだが、その購入金額では通用しないと言われて、Blue Book Valueのおそらくエクセレントの購入金額に税率をかけた金額を請求された。噂では個人売買の場合、わざと実際より安い金額を書いてここの税金をちょろまかすひともいるというが、、、???また、こういった公共機関がただの私的な情報サイトを鵜呑みにするというのも疑問に思った。。。ただお上には逆らえない、、、
さらに、この税金は他の手数料と違い、「現金か小切手のみ」だった。この時点で手持ちの現金がなく小切手も用意していなかったので、Citiまで戻って現金をおろして戻ってくる必要がありかなりいらいらさせられた。
一度外したナンバーをつけ直すのはかなり苛立たしい作業で、ふたりしていい加減にくっつけたものだから、道中脱落しないか不安だったw
実は、④の保険屋さんでナンバー交換を30ドルで代行してくれるというオファーがあったのだが、ちょっとケチって自分たちでやる事にしたのが良くなかった。ただ、新しい僕のためのナンバーを保険屋さんが常に店舗にキープしているのかとか、結局他のトラブルが起こったかもしれないとかなどと考えられて、結局どちらが良かったのかはわからない。
⑥:これは意外に楽かと思ったら落とし穴があった。住所証明になる物として郵便物を複数持参したのだが、「届いて30日以内」でないとダメだと言われ、どれも無効だった。
受付のあんちゃんのアイディアでとりあえず1週間有効なtemporary permitをアパートの契約書で作成して難を逃れたが、この期間内に正式な物を作り直さねばならない、、、
⑦:E-ZpassはETCに似たもので、料金所を自動支払いで通過できる。ETCとの違いは、1,発信器がただで配られる。2,契約はクレジットカード会社ではなく、高速道路運営機構と直接。ということである。RMVでももらえるようであるが、今回はturnpike運営機構に直接行った。特に手続きは問題なくスムーズだった。解約時は発信器は返却しないと罰金のようである。また、Suicaなどに似た機構なのか、電池や電源はいらないようであった。。。
これが終わって路駐して家に帰って18時、、、ぐったりと疲れた一日だった。


ということで残るはparking permit と inspectionである。。。
どちらも手続きとしては簡単であり、inspectionは普通にガソリンスタンドでできるというが、気が重い、、、だが、どちらも1週間以内が期限である。

parking permitは市単位で発行される物であり、その市の住民はそれを得る権利がある。それを車に示してあれば「permit parking only」の表示の出ているところであればどこでも24時間駐車可能である。要するに路駐可能!である。ただし、その道路それぞれにstreet cleaningの計画があり、それも標識で示されている。その時間だけは移動させておかないとレッカーされてしまうとのこと。
正直、車を路上に放置して家に帰るのは非常に不安だった。。。ただ、居住しているCambridgeは非常に家賃等が高く、駐車場は150ドル/月以上が相場である。parking permitは年25ドル。。。ちなみにもう少し郊外に出ると大抵はこのparking permitも必要とせず、24時間路駐が可能とのことであった。

移動手段が手に入ったため、次に挑戦するのはダウンヒルの大会だが、、、どうなることやら
2029 in Boston!!

ボストンでの運転免許証の取得

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